投資家の強い味方――「ロボットアドバイザー」の実力
なお、ロボットアドバイザーは「投資一任型」と「助言型」の2タイプがある。前者はポートフォリオの提案から実際の運用までロボに任せて、後者は提案止まりだ。
《大手ネット証券5社も続々参入! ロボアドには2つタイプがある!!》
●マネックス証券
マネラップ(MSV LIFE) 投資一任型
マネックスアドバイザー 助言型
「投資一任型」のマネラップ(MSV LIFE)は最低1000円から利用できる。一方、「助言型」のマネックスアドバイザーは最低5万円から利用可能
●楽天証券
楽ラップ 投資一任型
ロボのぶくん 助言型
「投資一任型」の楽ラップ(最低10万円以上1円単位)と、「助言型」のロボのぶくん(最低100円以上1円単位)の2タイプを取り揃えている
●松井証券
投信工房 助言型
「助言型」のみながら8つの質問に答えるだけで、個別に理想的な投信のチョイスと各々の配分が提示される。配分を自分なりにカスタマイズできる機能も
●カブドットコム証券
FUND ME 助言型
簡単な質問に答えて、自分のリスク許容度に応じた投信のポートフォリオ(組み合わせ)を即座に提案してもらえるアプリを無償で提供。「助言型」のみ
●SBI証券
ウェルスナビ 投資一任型
THEO 投資一任型
自前で開発したサービスではなく、ウェルスナビとTHEOの2つを取り扱う。もちろん、両方とも利用するのもOK。最短当日もしくは翌日に口座開設完了
【北澤 直氏】
お金のデザイン取締役COO。東京とニューヨークで弁護士としてM&Aや金融商品開発を手がけ、モルガン・スタンレー(現三菱UFJモルガン・スタンレー)を経て’14年より現職
【深野康彦氏】
ファイナンシャルリサーチ。クレジット会社、会社勤務を経て’96年に独立し、’06年1月にファイナンシャルリサーチ設立。新聞やマネー誌、テレビ・ラジオなどにも多数登場する
【柴山和久氏】
ウェルスナビ代表取締役CEO。日英財務省に9年勤務後、マッキンゼーで米機関投資家のリスク管理と資産運用に携わる。次世代金融インフラを構築すべく’15年にウェルスナビ創業
【あっきん氏】
元公務員ブロガー兼トレーダー。ブロガー2年生トレーダー11年生の35歳。子育てと仕事を両立するために11年勤めた県庁を早期退職。11年前に30万円で始めたFXでほったらかし投資を始め、昨年1000万円超えを果たす。投資ブログ「akilog」(https://akilog.jp/)日々更新中
取材・文/大西洋平
― 最強ロボットアドバイザーを探せ! ―
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