「メルカリ」で稼ぐ!――売れる紹介文はここが違った

 数ある副業の中でも人気の「せどり」。インターネットやアプリでの転売市場が発達した今、商品の仕入れから出品まで手軽にできる。特に「メルカリ」を利用すれば簡単に儲けることが可能だ。達人に儲かるコツを教えてもらった! syashin

写真や紹介文は丁寧に

「メルカリ」がほかのアプリやサイトと大きく違うのは、相場の値段に合致しているかより、出品のタイミングや写真の見せ方が重要である点。 「出品する時間帯は、その商品の購入層のことを考えて行います。例えば、OLが対象の商品を出品する際は、彼女たちが『メルカリ』を活用しそうな時間……つまり、通勤時間帯やお昼休み、就寝前の時間などが売れやすいですね」(リサイクルアドバイザーの泉澤義明氏) 「僕はサラリーマン向けの商品が多いので、19~22時に出品するとよく売れます。家にいてちょっとご飯を食べてだらだらする時間ですね。主婦の人が対象の場合は、家族で食事するだろう朝や夜の時間を外して、昼前や15時くらいがオススメです」(せどりで稼ぐSHOPUU氏)  また相手の財布事情を想定するのも大切だとか。 「収入があると、使いたくなるのが人情。私は給料日を意識し、10日や25日あたりに出品しています」(副業アドバイザーのぞえち氏)  新しい商品が次々と出品されるからこそ、購入に結びつけるためには、写真の撮り方にもひと工夫が必要だという。写真次第では、相場よりも割高の商品でも、まさに“秒で”売れることもあるらしい。 「そのことに気がつかず、同じような撮り方をしている人が多い。本当は、ちょっと人とちがった感じで撮るのがいいんです。なので、撮影する前に、自分で商品を検索して、すでに売り切れている人やうまいなと思う人のを見習うのも◎」(泉澤氏) 「ユーザーの割合は女性が多いので、清潔感には気をつけます。背景にちょっとでも汚い部分が写りこめば、ドン引きされて売り逃してしまうことも。きれいな布を敷いたり、おしゃれなオブジェを用意しておくと便利です。ネットで検索すれば、レフ板などがついたお手頃な撮影キットが売っています。撮影自体はスマホで十分。機材よりも角度にこだわりますね」(ぞえち氏)  そうやって頑張って撮っても、なかなか売れない。そんなとき、すぐに諦めてはいけない。
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売れないのは時間帯だけの問題だったりする
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