「国策銘柄」で中長期的に勝つためには、どのような銘柄を選ぶべき?
2018.03.08
《田代流メソッド》
1 「国策に売りなし」の格言に従い、政府の重点政策に注目
2 国策の中でも、中長期にわたって取り組むテーマに着目
3 さらに、その国策からどんなことが派生しそうかを推理
《田代氏推奨銘柄》
●GMO ペイメントゲートウェイ(東1・3769)
現在株価:8700円
ビックカメラと提携しビットコイン決済を展開する仮想通貨取引所であるビットフライヤーと資本・業務提携している。そのためビットフライヤーによる決済システム拡大の恩恵を受ける可能性がある
●リミックスポイント(東2・3825)
現在株価:1002円
子会社のビットポイントが仮想通貨取引所を展開しており要注目銘柄。ビットポイントは、ピーチをはじめとしたさまざまな企業との提携している。決済インフラの拡大傾向は明快で今後の展開に期待
●リクルートホールディングス(東1・6098)
現在株価:2462円
29coincheckとホットペッパーなどを手掛けるリクルートライフスタイルでの決済システムの構築を推進。積極的な企業体質を考慮すると、今後もさまざまな施策を打ち出す可能性に期待できる
●セレス(東1・3696)
現在株価:1806円
コンテンツ登録などで貯まる国内最大級ポイントサイト「モッピー」を運営している。同サイト」には仮想通貨ビットコインに交換できるシステムがあり、実店舗のインフラ構築と異なる視点で注目
※株価などのデータは3月5日終値時点のもの
【アナリスト 田代昌之氏】
フィスコ所属。新光証券(現みずほ証券)、外資系銀行、生保などを経て現職。政策投資やTOPIXなど指数動向を的確に分析する
取材・文/中長期株式投資術取材班 図版/小田光美
― [中長期株式投資]仕込みの極意 ―
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