今年の枠は今年のうちに! ふるさと納税の達人が教えるお得な駆け込みガイド

ふるさと納税の上限枠 今年の枠は、今年のうちに

近江牛スキシャブ用500g折箱入り

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 ふるさと納税をやる上で大前提となるのが、2000円の負担で済むように計算しながら自治体や返礼品を選ぶこと。その「上限枠」が使えるのも年末が期限となっているため、毎年12月はふるさと納税の駆け込み需要が一気に増すハイシーズンだ。ふるさと納税の達人・金森重樹氏はこう語る。 「今年の枠は今年のうちに、が基本。ふるさと納税の上限枠は給与に大きく左右されますが、家族構成や住宅ローンも関わってくるので、まずはいくらまで自分はできるのか把握。まだやっていない人は、大急ぎで今年の寄附先を探して済ませましょう」  とはいえ、慌てて探しても使い道が見つからない場合もある。そんな時、大活躍するのがポイント制自治体だ。  これは自治体に一旦、寄附をすることでポイントを獲得でき、納税者はポイントを付与される。このポイントは寄附してから1年から2年有効となり、追加で同じ自治体に寄附をすれば有効期限はまた伸びる。納税者はゆっくり好きなタイミングで返礼品を選べる、というメリットがあるのだ。 「ポイント制を取り入れている自治体をまとめた『ふるぽ』のようなポータルサイトもあります。ここは、期限が延びるだけでなく、質の高い返礼品を供給する自治体が揃っていたりする。いわばセレクトショップのような機能を果たしているんです」  と語るのは、金森氏だ。
ポイント制サイトのふるぽ

魅力的な返礼品を多数揃える、ポイント制サイト。気になるふるさと上限の枠も、上手に使えば繰り越すことが可能だ。

 試しにサイトをトップページから見てみよう。まず目につくのは、「全自治体謝礼品数」がなんと36365件もあること。サイト上では地方ごとの人気の返礼品ランキングや全国の寄附額ランキングも見やすく特集されおり、トレンドを知るのにうってつけ。冒頭で触れた「いくらまで寄附できるか」のシミュレーターもあるので、ふるさと納税の初心者でもすんなり手続きを進められる設計になっている。  そんな「ふるぽ」では今、何が人気なのか。返礼品について、JTB西日本のふるさと納税事業推進室・高尾氏はこう語る。 「年間を通して根強い人気を誇る返礼品はうなぎ、ブランド牛、ブランド米です。そのなかでも今の季節におすすめなのが近江八幡市の返礼品であるスキシャブ用の近江牛です。A4ランク以上のやわらかなモモの赤身で肉質がきめ細やかく、脂が甘くて芳醇な香りが口の中に広がります。冬場にうれしい鍋料理で手軽に食べられるのも魅力的です。  また、人気の返礼品はもちろんおすすめなのですが、返礼品の中には現在は全国66のJTB店舗で使用できる、JTBふるさと納税旅行クーポンなどユニークなものもたくさんあるので、色々探してみるのも面白いですよ」
鹿児島県産うなぎ長蒲焼2尾

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JTBふるさと納税旅行クーポン

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 たった2000円の自己負担で、いろんな返礼品をもらえるふるさと納税を有効活用しない手はない。 「今年の枠は、今年のうちに」  を肝に銘じ、ぜひとも取り掛かってもらいたい。 取材・文/浜田盛太郎 提供/ふるぽ
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