世界同時好況の波に乗って最も伸びる国内銘柄は?
2017.12.29
バブル崩壊後の最高値を26年ぶりに更新した日経平均株価。巷では3万円台も見えてきたという声もチラホラ聞こえる。そこでこのバブルに乗り遅れないための注目銘柄を事情通が大選出。ラストアベノミクス号に乗り遅れるな!
投資情報会社を経営する藤井英敏氏は、豊富な知識を基にして、高成長期待の銘柄を選出。そのベースになる’18年の景気にも太鼓判を押した。
「’18年の景気は死角なし。世界的に景気がよく、政治的にも経済的にもプラス要素にあふれています。これなら’80年代バブル期の日経平均株価を超え、行くところまで行くでしょう。後から振り返ったら『バブルだったかも』と思えるレベルにさえ達するかもしれません」
バブルとなると弾けるのが怖いが、やはりオリンピック特需の存在は大きく、’20年までは順調だという「懸念である日銀総裁選や北朝鮮問題の影響があったとしても、あくまで一時的なものでしょう。順調な右肩上がりが見えるので、株のステージは“投資をやらなければもったいない”ほどのレベルに達しています」
好景気がさらなる好景気を呼び込む流れになる。象徴的なのは旅客機の客室設備を扱うジャムコだ。
「ボーイング社が発表した市場予測では、新造機需要は今後20年間で約4万機と見込まれています。好景気によって新興国などでの航空機需要も高まっているんですね。先進国における好景気の波が、新興国へと及ぶ。それが利益になって返ってくるわけです。ジャムコにとっては長期的な追い風です」
’80年代バブルの株価を超えて製造業もベンチャーも好調
世界好況の波に乗って製造業は躍進する
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