現代人はもう、マツコ・デラックスなしに生きられぬ体になった<北条かや>

もはや、「マツコに罵られて快感をおぼえるか否か」で何でも決めればいい

北条かやの「炎上したくないのは、やまやまですが」【第七回】

 われらのご意見番、マツコ・デラックス様が、またやってくれたぞ。12月4日に放送された『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、インスタグラムについて「何が楽しいの?」と発言なさったのだ。  彼女は10月にも、『マツコの知らない世界』(TBS系)で、インスタ映えを狙う女子を一喝している。  スイーツバイキングで皿いっぱいに盛ったケーキを、パシャパシャ撮って食べない女性が多いという話題で、「インスタ映えブームに、そろそろ世間が制裁を加えるべき」「かわいいインスタあげてもお前はブスなんだからな!」などと発言。 「その通り」「正論すぎる」と、ネット世論の話題をさらったのは記憶に新しい。  当時はマツコ・デラックスさん(敬意をこめて私はこう呼ぶ)も、自身の発言に端を発する「インスタ女子批判」に戸惑ったかもしれないが、やはり心の中ではインスタグラムが解せないのだろう。  12月4日の『月曜から夜ふかし』では、マツコさんが、若いスタジオ観覧者に「教えてほしいの、(インスタグラムの)何が楽しいの?」「本当にわからない」とガチ質問。  観覧女子からは、「(いいね!をもらえると)この人に見てもらえてるんだな、と思う」とか、「美味しい店を知ることができる」などの意見が寄せられたが、マツコさん自身はさっぱりインスタの楽しさが理解できない様子であった。
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もう、「マツコに共感する人/しない人」でいいじゃん
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