「仮想通貨を底値で買って儲ける」には鉄板シグナルがあった!
2017.12.28
※本記事は昨年12月時点の情報です。2018年1月26日、仮想通貨取引所大手のコインチェック社による暗号通貨「NEM」の不正流出の疑いが発覚する前に執筆されたものですので、その点にご注意のうえ、ご自身の判断で投資してください。(2018年1月27日 HBO編集部)
実録![仮想通貨トレードで一攫千金]物語――未成熟なだけに仮想通貨の値動きは異常に荒いが、波に乗れればバカ勝ちも可能。達人たちのトレード術を探った。
「見てくださいよ、コレ。“億”の記念に撮っておいたんです」
そう言ってスマホに保存したスクリーンショットを見せてくれたのは、ブロックチェーン業界で働くX氏。多忙な日々を送りながらも、日々、トレードに励んできたのだという。
「最初はアービトラージ(鞘取り)でした。特に今年前半はボーナスステージ。同じビットコインでも、仮想通貨取引所によって価格差が広がることが多かったため、簡単に鞘取りで稼げたんです。その利益を短期トレードに投入して、さらに資産を増やしました」
X氏が頼りにしたのはテクニカル分析の基本である移動平均線(MA)だ。
「10、25、100に設定した3本の移動平均線を利用しています。それぞれが短期、中期、長期の移動平均線という位置づけですが、3本とも右肩上がりの上昇トレンドにあるときは、日足の100MAにタッチするほど押し目をつくるケースは非常に少ない」
今年7月以降だと100MAにタッチして反発したのは2回だけ。新たなコインと分かれる分裂危機に直面した7月と、中国の取引所規制のニュースが出た9月だけだった。
「100MAまで落ちてきたら鉄板。買いの絶好機です。ただ、そこまで落ちることは稀なので、通常の押し目の目安になるのが25MA。ここまで落ちてきたら調整終了となることが多いんです。今は買うの怖いなっていうときは25MAが位置するあたりに指値を入れておくことも多いですね」
忙しい日々を送るX氏だから、常に値動きを見られるわけではない。指値でエントリーすることも多いという。
底値を知るためにココに注目!
1
2
ハッシュタグ