「質問時間割合変更」問題に火をつけた石崎衆院議員、原発テロ対策では”職務怠慢”

「職務怠慢」「御用聞き」との汚名を晴らすには

石崎とおる

記者の直撃に「私も石破さんの意見と同じ」と答えた石崎氏

 石崎氏は自身のブログで質問時間変更申し入れの理由を次のように書いているが、党内の部会で仕事(質問)をしない職務怠慢を棚に上げ、自民党や首相官邸の“御用聞き”をしていると批判されている。 「(5年間の国会運営で)若手議員に質問時間が回ってくることはほとんどありませんでした。1回も質問時間が回ってこない議員が、『仕事をしていない』と週刊誌に叩かれることもありました。若手も国民の代表者であり、地域で聴いた国民の声を国政に届け、諸政策に反映させていくことは極めて重要な議員活動の一つであるにも関わらずです」 「職務怠慢」「御用聞き」といった汚名を晴らすには、石崎氏は質問時間変更よりも自民党部会で原発テロ対策強化を問題提起、対策強化法案の準備などについてたっぷりと質問をするべきだろう。 【取材・文・撮影/横田一】 ジャーナリスト。小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)に編集協力。その他『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数
ジャーナリスト。8月7日に新刊『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』(扶桑社)を刊行。他に、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)の編集協力、『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数
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