選挙でタクシー乗客が減る? 国会のお膝元・赤坂で噂の真相に迫った
2017.10.19
今月22日、国政の重要な局面となる「第48回衆議院議員選挙」の投開票が行われる。10日に公示された前後から、ニュースをはじめさまざまな話題を目にする機会も増えた。そんな中、選挙についての気になる噂を聞いた。
それは「選挙になると都内のタクシー客が減る」というものだ。
そうなればタクシー業者も稼ぎどきとなりウハウハになりそうなものだが、どうやら実態はその真逆である様子。そこで、噂の真偽を確かめるべく、高級クラブなどが建ち並ぶ国会のお膝元・赤坂のタクシー運転手にお話を伺ってみた。
10月半ば、平日の夜の赤坂はいつも通りの賑わいをみせていた。国会のお膝元であるだけではなく、マスコミ各社も軒を連ねる場所であることから、いわゆる業界人らしき人たちもそこかしこに歩いていた。
さっそく噂を検証しようと道端に止まるタクシー運転手へ声をかけてみたのだが、聞いた話とは裏腹に、みなさんせわしない様子。客待ちをしている何人かの運転手にフロントガラス越しに手を振ってみたものの「ちょっとお話よろしいですか?」なんて声をかけたところで、軽くいなされてしまうという有様だった。
庶民の感覚からすれば、選挙ともなると国会近辺が慌ただしくなりそうなイメージもある。官公庁の職員たちもせわしなく業務に追われ、それこそ表立っては話せないような“選挙対策”について、夜な夜な料亭なんかでヒソヒソと話していそうなものである。
いざ、国会のお膝元・赤坂へ
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