【現役愛人が説く経済学8】アラフォーでも実力次第で大富豪をゲット!? 愛人マーケットのシビアなピラミッド構造

 ピラミッドの真ん中は「雰囲気美人」

 ピラミッドの真ん中に位置しますのが、現在私がいる階層です。ここには、もともとの容姿がそれほど優れていなくとも、CAや有名大の学生、芸能人の卵など「男性に人気の職業、属性」に該当する女性が含まれます。この層にもホステスをしている女性はおりますが、その容姿や接客レベルは上の階層よりもやや劣るようです。そのため年齢も、若さが売りになる30代くらいまでの層に集中しています。  私も含め、「雰囲気でなんとか美人に見せている」女性たちは、ビジネスの現場で出会う男性も「超富裕層」というわけにはいかず、富裕層クラスになるんですね。彼女たちは、いわゆる高級愛人バンク(東京都ですと「デートクラブ条例」に従って、きちんと届け出をしている業者)に登録して富裕層を紹介していただき、出会うケースもございます。  高級愛人バンクは、入会金や紹介料で年間100万円以上かかることもありますから、入会する男性は年収1500万円以上の医師や会計士、中小企業の経営者クラスのお金持ちです。一番上の階層にいる男性よりは年収が下がりますが、それでもかなり豊かな層といえるでしょう。  最も下の階層は、インターネットを介した「パパ活」を行う女子大生や、先ほど述べたデートクラブの中でも容姿が劣る下位クラスの女性たちです。  彼女たちは「愛人になりたい」という意思が明確でないことも多く、「とにかくお金が欲しい」との思いで援助交際をしているようなところがございます。  出会う男性たちの年収も「中流クラス」になりまして、中には「月額1万円」で愛人を囲っているような、係長クラスの男性もおられます。  普通の社内不倫をしている男女も、ここに入れてよいかもしれません。年齢もさまざまで、10代の援交少女から、40代になってお金に困り、自分を「安売り」する女性まで、とにかく幅広い女性たちがおります。  このように、愛人と一口に言いましても、男性の年収によって女性の「レベル」(という言い方はあまり好きではありませんが、あえて使います)が変わってくるんですね。  ピラミッドの中で行われているコミュニケーションについては、次回以降で詳しくご説明したいと思います。いつも私のような半端者のコラムにお付き合い下さいまして、ありがとうございます。 <文・東條才子>
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