“空飛ぶペンギン”効果で集客数1.8倍! 池袋・サンシャイン水族館

新エリアにはカワウソ、モモイロペリカン、アマゾンの巨大魚など見どころ満載

カワウソたちの水辺

コツメカワウソたちのいる「カワウソたちの水辺」

天空パス

モモイロペリカンたちを下から眺める「天空パス」

きらめきの泉

アマゾンの巨大魚が泳ぐ「きらめきの泉」

 新エリアの見どころはペンギンだけではない。緑に覆われた陸地や急流をイメージした水辺が施された「カワウソたちの水辺」では、キュートなコツメカワウソたちが、本来の生態に近い環境で生き生きと動き回る姿を見ることができる。  また、全長約30mの天空の通路「天空パス」にいるのは、モモイロペリカンたち。普段はなかなかお目にかかれない、ペリカンの下からのアングルは必見。背後にそびえるサンシャイン60をバックに、のほほんと暮らしているペリカンの姿に癒される。  新エリアのほぼ中央にあるのは、アマゾン川に棲む巨大魚・アロワナとドラドが泳ぐ「きらめきの泉」だ。普段は平和に水槽内を泳いでいるのだが、平日は1日1回、土日祝は2回催されるフィーディングタイムでは、水しぶきを上げながら水面から飛び出し、エサに食らいつくアグレッシブな様子を見ることができる。  一時期は客足が停滞していたサンシャイン水族館だが、こうした斬新な展示方法を用いるほか、ペンギンやアシカを眺めながらビールが楽しめる「天空酒場」や、海の毒生物を展示する「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」(ともに9月3日まで)などのイベントを行うなど、さまざまなアイデアで集客数を急増させたのだ。  さらに今後も、「大人女子のためのおいしいお月見イベント」(9月6~24日)「水族館で落語」(9月8・15・22日)など、次々とイベントが用意されている。  常に進化し続けるサンシャイン水族館。次はどんな趣向をこらしてくれるのか、今後も目が離せない。 <取材・文・写真/櫻井れき>
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※展示やイベントなどの詳しい情報については、サンシャイン水族館公式ホームページ(http://www.sunshinecity.co.jp)にて。