期間限定、ふるさと納税でもらえる「おせち料理」が美味しそう
12月も近づきつつある中、そろそろ気になりだすのが「おせち料理」の話題。
2011年にはスカスカのおせちの写真が大いに話題を呼んだグルーポンのおせちが復活することも話題になっている。すでに発表されたおせちの写真では見事に食材が詰まっており、汚名返上に期待したいところ。
そんな中、今年ちょっとしたブームとなった「ふるさと納税」でもらえるおせちを狙ってみるのはどうだろう?
ふるさと納税とは、個人が特定の自治体に寄附を行うこと。この時、2000円以上の寄付を行うと住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税から控除されるため、実質今収めている県民税・市民税の一部を移転する事になるわけだ(※要確定申告)。寄付の見返りにその自治体の特産品などさまざまな特典があるため、現在大いに注目を集めているが、おせちを特典にしている自治体もあるのだ。
今年の初めには大分県の豊後高田市がふるさと納税の特典としておせちを送付し話題になったが、同市のおせちはそんな人気を反映してなんとすでに売り切れ(http://www.city.bungotakada.oita.jp/page/page_01707.html)。残念。
ではもうふるさと納税でもらえるおせちはないのかというと……。
あった! ありました!
愛知県碧南市が12月1日の正午から受付開始で、先着限定のおせちの特典をやっているのだ(http://www.city.hekinan.aichi.jp/keieika/seisaku/furusato-tax/furusato-tax.html)!
おせちは2種類。
まずは、4万円以上の寄付者への特典で、先着50名限定のプラン。
⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=14279
同市にある創業大勝年という老舗料理店「日本料理 小伴天」によるプレミアムおせちで、伊勢海老白髪煮、煮アワビ、唐墨、数の子、車海老艶煮、うなぎ山椒煮、栗きんとん、昆布巻き、はぜ甘露煮、伊達巻、紅白なます、田作り、松風、糸ウニ真蒸、イクラしょうゆ漬け、黒豆、サーモン西京焼、鰆幽庵焼き、紅白千代侶ぎ、梅麩が入っているという豪華な逸品。
さらに、6万円以上の寄付には衣浦グランドホテル特製プレミアムおせち二段重。こちらは先着30名限定。
⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=14280
内容としては一の重に伊勢海老雲丹焼き、黒豆、胡桃小女子、数の子、昆布巻き、二色玉子、栗きんとん、紅白蒲鉾、紅白蟹膾、海老旨煮、多幸(蛸)蒸し焼き、筑前煮、鰤西京焼き、地産ちりめん山椒煮松茸入り、子河豚南蛮漬け・菊花蕪と和風の布陣。二の重にはキャビア、フォアグラテリーヌ、ローストビーフ和風マリネ、牛肉と野菜のクレピネット巻き、海老と白身魚のテリーヌ サフラン風味、カマンベールチーズとオリーブ、黒毛和牛のビーフシチュー、メルバトーストが入っているという洋風路線で和洋双方の味が楽しめる逸品だ。
「今年9月から『碧南市ふるさと応援寄附金制度』としてふるさと納税制度を導入し始めたばかりです」(市担当者)だけに、まだまだ穴場といえる。それ故、12月1日正午からの申し込みで頑張ればまだまだゲットできる可能性も……。碧南市によれば、「お願い」として、「12月1日正午を過ぎてから入力フォームを開くようにしてください」とあるので、ルールを遵守して申し込んでみてはいかがだろうか。
年の初めにふるさと納税でおせちをゲットして、名産品に舌鼓を打ちつつ、税金の控除もしてしまう。なんとも堅実な年になりそうな気がするではないか……。
<取材・文/HBO取材班 写真/碧南市、豊後高田市のウェブサイトより>
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