韓国・文大統領のイケメンボディガード 実はボランティアだった!

青瓦台の「外見至上主義」が取りざたされる

「青瓦台 イケメン4人衆」の面々。チョ・グク氏(左から二番目)は学生時代から驚異のモテっぷりだったという

 文大統領を警護するイケメンが話題に上っているなか、韓国のネット上では、文大統領の「ルックス覇権主義(イケメン政治)」というネット新語が生まれた。  そもそも文大統領も韓国では「男前」の大統領と呼ばれている。秘書室長の任鐘晢(イム・ジョンソク)氏も記者会見ごとにチャーミングな笑顔を湛え、朴大統領時代は青瓦台が渡す書面資料にのみ依拠していた記者たちにフレンドリーに接し、「開かれた青瓦台」を記者のみならず、韓国全土の国民にアピールしている。  そんな中でも、大統領の側近である民情首席に任命された曺國(チョ・グク)氏もイケメン逸話には事欠かない。彼の大学時代の唯一の悩みは「モテたこと」。大学の図書館で勉強していて、トイレに行って帰ってくると、彼が座っていた席には、お菓子や缶コーヒーが沢山置かれていたそう。曺首席は、大学時代、いつも誰かに見られていることがたいへんなストレスだったと明かしている。  聞く人が聞けば、ただのナルシストな発言であるが、当の本人は意に介すことなくそのようなエピソードを淡々と語るのだから仕様がない。  連日報道される、新たな大統領の一挙手一投足。利権としがらみに絡めとられた朴槿恵大統領に、心からの侮蔑を送った韓国国民が、文大統領にかける期待は大きい。そして文大統領は、上出来とも言える「パフォーマンス」で、今はその期待に応えている。  しかし、期待が大きければ大きいほど、失望に転じた時のスピードは速く、底は深い。文大統領の「イケメン政治」が、国益を伴う真の政治であるかは、暫し様子を見る必要があるだろう。 <文・安達 夕 @yuu_adachi
Twitter:@yuu_adachi
1
2