バフェットのIBMへの投資は妥当なのか?IBMは20四半期連続減収

バフェットはなぜIBMに投資しているか?

 投資家のウォーレン・バフェット氏は、IBMに投資している。  2016年12月時点、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャ・ハサウェイのポートフォリオは、上位から、クラフト・ハインツ(KHC)19.21%、ウェルズ・ファーゴ(WFC)17.86%、コカコーラ(KO)11.21%、アイビーエム(IBM)9.11%、アメリカン・エクスプレス(AXP)7.59%、フィリップス66(PSX)4.71%、アップル(AAPL)4.49%となっており、IBMは9.11%の構成比を占める。(参照:マネックス証券「iBillionaire」 )  IBMの売上、EPS(1株当たり利益)、株価動向からみると、バフェット氏によるIBMへの投資が妥当なものなのかについては、現時点では、はっきりと妥当なものであるとは言えないと思われるが、ワトソン関連サービスを含む戦略的必須事項と呼ばれる事業の今後の成長が期待されているのであろう。IBMは自社株買いや増配も行ってきており、株価だけを見ていても判断を誤るだろう。バフェット氏もしばらく忍耐が必要なのかもしれない。 <参照/丹羽唯一朗 photo by Patrick via flickr(CC BY 2.0)
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