新社会人が元気に働き続けるために最低限必要な3つのこと――1万人以上と面談した産業医が教える
2017.04.18
4月から新年度が始まり、数週間が経ちました。そろそろ疲れが見えてきている人もいるのではないでしょうか。あなたの会社の新入社員はどんな様子でしょうか。
前回の記事では、上司のみなさんから新入社員に伝えていただきたい「新社会人が“絶対にやってはいけない”行動」について書かせていただきました。今回は新入社員が今後も元気に長く働き続けるためにぜひ身につけておいてほしい3つの基本的行動についてのお願いです。
あなたの会社の新人さんたちはこの3つを実践できていますでしょうか。ぜひ、ご確認いただき、内容をお伝えいただければと思います。
新しく社会人になった人たち、新たな環境でリセット/スタートを切る人たち。そして、この先長く、社会人としての長距離走を元気に走るために、1万人の働く人を面談してきた産業医からお願いしたい3つのこととは、「食事」、「睡眠」、「話し相手」に関することです。
社会人として、長く元気に働き続けたいのであれば、まずは、ちゃんと3食食べることが大切です。一人暮らしが始まった。学生時代に比べ、朝は余裕がない。昼食の時間がない。帰宅後、自炊する気にならないなど、1食抜く理由は探せば簡単に見つかります。
しかし、人間は口にしたものからしかエネルギーは取り入れられません。だからこそ、食事を抜かず、3食しっかり食べましょう。
白米よりも発芽玄米。有機野菜や無農薬野菜、オーガニック食品のように、求めればこうした食品は簡単に購入できます。私は、このような健康食品に基づく、食生活を否定はしません。しかし今、一番大切なことは、3食しっかり食べる生活を身につけることです。
その上で、朝食を食べる習慣がなかったり、朝は食欲がなかったりなどするのであれば、野菜ジュースやカップスープを飲んでください。より健康的になれます。朝食に菓子パンを食べていた人は、カロリーを考えて、おにぎりにしてみてもいいでしょう。今の自分よりも、もう一歩健康的な食生活を考えてください。
ちゃんと3食食べていますか
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