新社会人が絶対にやってはいけないある行動…1万人以上と面談した産業医が教える
2017.04.01
4月から新年度です。多くの会社で”新社会人”が入社してきます。そして、上司として、先輩として、そんな新人さんたちと接する機会が多いのが4月です。
そんなとき、私がお話しするのが産業医からひとつだけ社員にお願いしたいことです。ぜひ、あなたの会社の新人さんにも、この内容をお伝えいただければと思います。
産業医から上司のみなさんから新人さんたちに伝えていただきたいたったひとつのこと、それは社会人になったら「他人と自分を比較しない」ということです。
最近の若い人たちは、成長過程で偏差値教育、受験戦争、結果主義的な要素の中で褒められ、おだてられ、育ってきていることが多いです。褒められ、おだてられ育つことは高い自己肯定感につながるのでいいのですが、偏差値教育や度重なる受験等の結果、周囲との相対的評価=周囲と比べてどうか、という価値観を持ってしまっている若者が多いと感じます。
その結果、大きな壁にぶつかったときに、すぐに周りを見渡し、周りが対応できていると、それを真似すればいいのですが、なかには真似するのではなく、自分は出来ない、という評価を安易に下してしまう人もいます。
それが本当に周囲から見ても越えるのが難しい大きな壁であればまだいいのですが、その”大きな壁”ですら、本当は大きな壁とは呼べないものであるということが多いことも皮肉です。
そのような人ほど、周囲がそんな自分を助けてくれず、指導してくれないと、どんどん落ちこんでしまいがちです。これがメンタルヘルス不調になるきっかけとなることが多々あります。
偏差値教育、受験戦争で育った新入社員
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