【森友学園問題】籠池泰典氏 緊急独占インタビュー! あの会見で語れなかったこと

籠池氏長男からのアプローチ

 この言葉に嘘はなかった。佳茂氏は約束どおり、私に時間を割いてくれたのだ。記者会見の翌日夜、リーガロイヤルホテルのラウンジに姿をみせた佳茂氏は、開口一番、ラガーマン特有の爽やかな笑顔で「菅野さんとは、いっぺんゆっくり話したいと思ってたんですわ!」と快活に言ってくれた。この瞬間から足掛け十時間、ホテルのラウンジ、梅田のカフェ、塚本駅前の喫茶店、そして、森友学園の創始者・森友寛氏の仏前と、場所を様々に変えながら、我々二人は徹底的に語り合った。瑞穂の国小学院のこと、豊中のあの土地のこと、私学審議会のこと、そして、籠池家のことなどなど、話題は尽きない。お互い腹蔵なく語り合うことで、いつしか佳茂氏と私は、肝胆相照らす仲となっていた。 「親父の話、菅野さんしか理解できへんかも。豊中、いこ。」  佳茂氏がそう言って立ち上がったのは、3月12日午後3時のこと。とっさのことで呆気にとられたが、これはついていくしかない。  彼の運転する車で、豊中市内にある籠池理事長の自宅へと向かい、「上がるでぇ」と実家に入っていく佳茂氏の後ろについて、そのまま理事長の座る座敷に入り込む。  私の姿を見た理事長は当然のことながら激昂する。「菅野さん!あんたねぇ!!」掴みかかろうとする理事長を今度もまた、佳茂氏が制止する。  怒りが静まり、興奮がおさまった頃、理事長は重い口を開けて、存念を語り始めた。その一つ一つを検証する材料を私は持ち合わせていない。しかし、理事長の言葉は、「理事長の言葉」と言う範囲内で、真実の一片であることは間違いはないだろう。  ここで紹介する動画は、理事長が私に語った内容の一部である。
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籠池氏が本サイトに語った衝撃の内容
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日本会議の研究

「右傾化」の淵源はどこなのか?「日本会議」とは何なのか?