FX投資で勝つために最も重要なのはメンタル!――じゃあ、どうやって鍛えればいいの?

【メンタル編】メンタルを鍛えて勝つ!

FXは己との戦い。勝っても天狗になってはいけない。為替相場を乗り切っていくために、心を鍛え抜き、メンタルを強化すべし!

1つの通貨ペアとチャートを“決め打ち”で分析!

 FXを取引していると、最後は心の強さ、メンタル面がモノをいう。メンタルを鍛える方法はあるのか……? [悩み]「何をどう取引していいかわからない。いろいろな指標が多すぎてわからないけれど、何をみればいいの?」  FXで取引するためには、売りか買いか、まずエントリーする方向を決めなければいけない。ただ、取引の画面を開いたらさまざまなツールが出てきて、尻込みしてしまう人も多いはずだ。 「見るべき情報はたくさんありますが、“決め打ち”したほうが、分析も楽になると思います。初心者は“米ドル/円”で“1時間足”“移動平均線”だけでよいと思います」(個人投資家の田向宏行氏)  移動平均線とは値動きの平均をまとめたライン。21移動平均線は過去21本分のローソク足の平均となる。 「現在値がこの21移動平均線の上か下かで、おおまかなトレンドがわかります。上なら買い。下なら売り。線を挟んで上下する場合は手を出しません。これだけでも十分に方向感は掴める」(田向氏)  図版を見ると確かに田向氏が付けたポイントから上昇の波が始まっている。
ユーロ/米ドル

8月のユーロ/米ドルでは11回売買のチャンス

「より細かく見る場合は、84移動平均線と504移動平均線を追加してもいい。84は4時間足、504は日足にとっての21移動平均線を1時間足に表示したものです。ゴールデンクロス、デットクロスを見れば、かなり取引の確率は高まります」(田向氏)  ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の線を上抜いたとき。デットクロスはその反対で短期の線が長期の線を下抜いたとき。どちらも強いトレンドの出現を意味する。 「あとは、とにかくトレードして練習あるのみですね。10万円で1000通貨の取引で練習する10万円はレッスン料として相場で失ってもいいお金と割り切って練習をしましょう。練習しているうちに自分の型がみえてくるはず」(田向氏)  まずは1時間足に21移動平均線を表示するところからスタートしてみよう。
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利益確定の目安はどうやって決めたらいい!?
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