「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」、インデックスファンドが人気の上位を独占

インデックスファンドの高評価が今後も続くか?

 既に記した通り、投信ブロガーが選ぶFund of the Yearは、「自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選ぶ」のが主旨であるが、その趣旨を追及すればするほど、筆者は、インデックスファンドの高評価が今後も続くのではないかと思える。なぜなら、インデックスを上回るアクティブファンドの割合が低いという、アクティブファンドにとっては不都合な真実があるからである。  例えば、バンガードのリサーチによると、<過去20年のあいだに発表された諸研究によれば、平均的なアクティブ運用ファンドのリターンは、コストを差し引いた後ではベンチマークを下回ることが示されている>という。もちろん、<困難に打ち勝って長期的にアウトパフォームし、投資家に更なる利益をもたらしているアクティブ運用ファンドもある>のだが、<ベンチマークをアウトパフォームするアクティブ運用ファンドマネジャーは少数>であり、<最も成功しているファンドマネジャーの生み出した超過リターンでさえ一貫性がない>のが現実なのだ。1998年初の時点で存在した米国株式アクティブ運用ファンドすべての、その後15年間の記録を調べると、15年という長期の運用期間で見てベンチマークをアウトパフォームしたファンドは18%と少数であった。(参照:ヴァンガード)  最後に、筆者は、パフォーマンスに関して、インデックスファンド優位であると考えてはいるが、2016年、日経平均+0.42%、東証株価指数(TOPIX)-1.85%に対して、アクティブファンドの6位レオス・キャピタルワークスひふみ投信、7位レオス・キャピタルワークスひふみプラスのトータルリターン(1年)が、それぞれ、4.53%、4.62%と、ベンチマークを上回ったことも一方で記しておきたい。 参照:「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2016」 <文/丹羽 唯一朗>
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