数年前までは草むらで公式試合を行っていたフィリピンサッカー、人気低迷続く中プロリーグの再建を目指す

国際大会のホストを務めるまでに成長

 各試合の結果は下記のとおりだ。 VSシンガポール 0-0引き分け VSインドネシア 2-2引き分け VSタイ 0-1負け  そのときの会場となったのがフィリピン国内でNo.1の観客席数(25,000人)を誇る「フィリピンスポーツスタジアム」であり、フィリピンも遂に国際大会のホストを務めることができるまでに成長した。尚、スズキカップの結果としては優勝のタイや、準優勝のインドネシアの傍ら、フィリピンはグループリーグ敗退となっており、ホスト国としては後味の悪い結果となったが、これについてフィリピン代表(通称「アスカルズ」)の監督は下記の通りコメントしている。 「見て分かるとおり、とてもフラストレーションを感じている。我々は一度も勝ち星を挙げることなく、その結果第2ラウンドに進出することができなかった。私が言えることは、選手たちは一生懸命にプレーしできる限りのことを尽くしたが、そこに結果は伴ってこなかったということだけだ。この結果は本当にガッカリさせるものであるが、我々は立ち止まらずに気持ちを切り替え、次に備えなければならない」
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「ホームなのにアウェイになる」辛酸
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