そして、SNSに投稿する一番の目的を聞いたところ、男女ともに「楽しいから」という回答がトップで、次いで「気持ちを共有したいから」「癖でやってしまうから」「反応が楽しみだから」などが挙がった。
また、「これまでにSNSに投稿することを目的に出掛けたことはありますか」という質問に対しては、「ある」が35.9%、「ない」が64.1%だった。
「ある」と答えた人の内訳は、男性が39.6%、女性が32.7%。また、「ある」と答えた10代は37.7%で、20代は34.2%と、冒頭の批判的な投稿に関する質問とは対照的に、こちらでは性別や世代ごとの違いはほとんど見受けられなかった。
ちなみに、SNSに投稿することを目的に出掛けた行き先としては、「話題の飲食店」が6割超とトップで、次いで「観光地(国内)」「アミューズメントパーク」などが選ばれた。
そして、「SNSでライブ動画を配信した経験はありますか」という経験に対しては、「ある」が18.8%、「ない」が81.2%だった。個人情報流出や、ネット炎上などの危険性があるライブ動画配信だが、若者のなかでは5人に1人が経験あるという結果だった。
本人が意図していなくても、引き起こしてしまうネット炎上。若さゆえの好奇心でライブ動画配信や、批判を受けそうな投稿を行うのは自由だが、その際は細心の注意を払うよう気をつけたほうがよさそうだ。
【出典】VSN「10・20代のSNSの利用実態調査」
http://www.vsn.co.jp/news/20161222.html
<文/HBO取材班>