母親1061人に聞いた、子どものスマホの利用実態。「動画アプリ」で圧倒的シェアを誇るのは?

 今やビジネスパーソンのみならず、1人1台という考え方が当たり前になりつつある携帯電話、スマートフォン。ほとんどのビジネスパーソンは、社会人になったときや大学進学を機に購入したであろうが、昨今は、もっと若い子どもがスマートフォンを持っている姿を見かけることも少なくない。

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 スマホなどモバイルガジェットに特化した調査研究機関「MMD研究所」は4~12歳の子どもを持つ、20~49歳の女性1061人を対象に「子どものスマートフォン利用実態に関する調査」を実施した。

子供のスマホ利用実態は?

 まず明らかになったことは、なんと7割弱(67.0%)に上る子どもが母親のスマートフォンで遊んだ経験があるということだ。  具体的には「子ども一人でもスマートフォンを使って遊んでいる」が42.0%でもっとも多く、次いで「子どもと一緒にスマートフォンを使って遊んでいる」が36.3%だった。一方で「スマートフォンは子どもには一切触らせていない」という女性も33.0%しかいなかった。  では、いつごろになったら、子どもにスマートフォンを持たせていいのか。先ほどの質問で「子どもにスマートフォンを触らせた経験がある」と答えた女性を対象に尋ねた。  もっとも多かった回答は「高校1年生から」が30.2%で、次いで「中学1年生」が21.5%だった。どうやら多くの母親が中学もしくは高校進学を機に、スマートフォンを持たせてもよいと考えるようだ。
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「動画アプリ」で圧倒的シェアを誇るのは?
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