「アジアの洗礼」もモノともせず、湘南ベルマーレがベトナムBTVカップで日本勢初の優勝

ベトナムの強豪SHBダナンとの激戦を制す

 SHBダナンは2016年Vリーグ3位、年末にかけてはトヨタメコンクラブチャンピオンシップにも登場する実力チーム。強力フォワード、ガストン・メルロにボールを集める攻撃力・カウンターが持ち味だ。来年に向けては、先日U20ワールドカップ出場も決めたベトナム19歳以下代表から数名が新加入し、その彼らの腕試しという意味合いでもこのBTVカップ決勝は重要な一戦だ。  前半は0-0、そんな中でもSHBダナンの激しい(荒い?)チャージに双方選手が詰め寄るシーンがあるなど、試合は緊迫感あふれる展開に。  後半先制したのはSHBダナン。湘南のセンターバック・パクテファンが負傷しピッチ外に出ていたのも影響してか、ダナンのエース、ガストン・メルロがコーナーキックを豪快にヘディングで押し込んだ。しかし湘南も負けてはいない。その僅か8分後、下田北斗の正確なクロスに湘南ユース出身の期待の若手、齊藤未月がヘディングで合わせて同点。そして引き分け、PK戦を予感させたその瞬間、左サイドからペナルティーエリア深くに切り込んだ吉田朋恭(産業能率大学より練習生として参加)が折り返したところを、山根視来が起死回生のアディショナルタイム決勝弾!試合は劇的な幕切れとなった。(試合の様子:https://www.youtube.com/watch?v=MpXJSfeXFbM
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貴重なベトナム現地での勝利
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