世界銀行の「ビジネス環境ランキング」、日本は2ランクダウンの29位
http://www.youtube.com/watch?v=FfCsru5Y7qs
※Youtube World Bankチャンネルより(動画は英語です)
上位10カ国は以下の通り。
【順位】国名:ポイント
【1】シンガポール:88.27
【2】ニュージーランド:86.91
【3】香港:84.97
【4】デンマーク:84.20
【5】韓国:83.40
【6】ノルウェー:82.40
【7】アメリカ:81.98
【8】イギリス:80.96
【9】フィンランド:80.83
【10】オーストラリア:80.66
【29】日本:74.80
<取材・文/HBO取材班>
10月29日、世界銀行はビジネス環境に関する年次報告書「ビジネス環境の現状2015」を発表した。
同報告書では、毎年、世界の約190カ国についてビジネス活動における規制や制度的環境を比較評価し、各国のビジネスのしやすさをランキング化している。
評価される内容は下記の10項目。
・事業の始め易さ(Starting a business)
・建設許可(Dealing with construction permits)
・電力事情(Getting electricity)
・不動産登記(Registering property)
・資金調達(Getting credit)
・少数株主の保護(Protecting minority investors)
・税金(Paying taxes)
・海外貿易のし易さ(Trading across borders)
・契約執行(Enforcing contracts)
・破綻処理(Resolving insolvency)
そのランキングが今回も発表された。
毎年シンガポールが首位を独占していたが、今回も1位となった。また、中国が93位から90位と低位ながらわずかにランキングを上げたり、韓国が過去最高の5位を記録した一方で日本は順位を下げ、29位(前年27位)となった。日本は破綻処理については2位と高評価だったが、税金(122位)や建設許可(83位)と評価が低かった。
同報告書によれば、サブサハラ・アフリカ地域で最も多く改革が行なわれ、世界全体で見ればビジネス環境は向上しているとしている。
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