話題の[ほったらかしFX]は本当に稼げるのか?

気になる収益率の目安は「年12%」

 円高の打撃をNZドルの売りが軽減してくれる、というわけだ。ほったらかしにできるのが魅力のリピート系注文だが、利益はどのくらい見込めるのか。 「私が目安にしているのは年利12%。リスクをとらずにほったらかしで運用するなら、そのくらいが妥当でしょう。リピート系注文は『簡単に勝てるけど、大きくは勝てない』点が大きな特徴だと思っています」(秋川氏)  12%と聞くと、少なく思うかもしれない。でも、自分が何もしないでも勝手に稼いでくれるのだから十分な金額と見るべきだ。 「あとは『どのリピート系注文を使うか』ですね。同じリピート系注文でも機能が少し異なる場合もあるんです。  代表格はマネースクウェア・ジャパンの『トラリピ』(トラップリピートイフダン)で、初心者向けに設定を補助してくれるツールや情報が豊富なのが特徴。また、最近ではFXブロードネットの『トラッキングトレード』も人気ですね。リピート系注文は取引回数が増えがちですが、この会社はスプレッドが狭く、取引コストを抑えやすい」(高城氏)  自分の判断で取引する自信がない人、時間がないけどFXで稼ぎたい……なんて人に便利なリピート系注文。資金管理や円高リスクへの対応策をしっかり講じてから利用するべし! ⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=117664
売り買い両建てで円高リスク回避

米ドル/円の買いだけだと円高が口座を直撃する。円高リスク回避のため、サトウ氏はNZドル/円の売りトラッキングトレードを同時に利用。円高でも利益確定を発生させている

【サトウ カズオ氏】 会社員トレーダー。リピート系注文のひとつであるFXブロードネットの「トラッキングトレード」を利用。米ドル/円のトラッキングトレードでは7月からの4か月で100万円以上を稼ぐ http://www.icycle-fx.com/ 【秋川匡人氏】 会社員トレーダー。3交代制の不規則な工場に勤務する会社員。マネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」やアイネット証券の「ループ・イフダン」を利用し、今年10月までの利益は67万円 http://trade12.jp/ 【高城 泰氏】 FXライター。リピート系注文の活用法を会社員向けに解説した書籍『FXらくらくトレード新入門』を刊行 取材・文/編集部 図版/シューズグラフィック
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