いくつかのポイントを解説する。
1、なぜチョン氏は、崔順実氏との通話を「録音」していたのか。
2、チョン氏は、崔順実氏との会話内容を大統領に「報告」していたのか。
JTBCの報道によれば、この点に関しては推測の範疇を抜け出られないとしながらも、「録音」については、チョン氏が崔順実氏の指示を聞き洩らさず正確に把握するためのものであったと報道し、「報告」については、チョン氏自身は大統領の側近でありながらも、実際に国政に対し影響を及ぼす人物ではないため、崔順実氏が国政に対する私見をチョン氏だけに伝えておしまいというのは不可解であるとした。
今後の検察捜査の最大の焦点は、崔順実氏の国政に関する意見が実際に大統領に届き、また大統領自身が国政に関わる中で、その崔氏の意見を取り入れたのかということ。その証拠を手に入れることである。