豊洲市場本体の工事がほぼ終了しているのに対し、千客万来施設は再公募の時点で開業が延期されており、豊洲市場の開場までには完成しないことが確定していた。そのため、これから工事が本格化するはずなのだが、現在この千客万来施設はいわゆる「盛り土問題」により東京都が工事の中断を要請しているという。実は、千客万来施設の地下には大型の駐車場が設置されることになっており、盛り土問題が解決するまでは地下駐車場の工事を行うことができないというのだ。 ⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=114729 　千客万来施設には物販機能も備えられているため、もともと予定されていた台数の駐車場が確保できなかった場合は大規模小売店舗立地法に基づく開業許可が下りない可能性が高い。世界各国から多くの来場者を見込む施設だっただけに、もし予定通り開業できなかった場合には、東京都が多額の違約金を支払わなければならない可能性もある。