次世代「iPhone」にも搭載予定!? SIM2枚挿しスマホが注目されるこれだけの理由

DSDSのメリットとデメリットを知る

 DSDSスマホはSIMカードを2枚同時に利用できるため、キャリアと格安SIMの併用が可能。つまり、電話用には通話し放題のキャリアSIM、データ通信用には格安SIMというように使い分けができるのだ。ドコモの場合、カケホーダイのみの契約なら2700円。  これにフリーテルのような従量課金制SIMを組み合わせれば、月3000円程度から通話し放題で、通信料も安い最強のSIM構成になる。もちろん、電話をまったくしない人は格安SIMのみを契約した方が安上がりだが、電話もデータ通信もたくさん使う人ならDSDSスマホで上記のような契約をするのがベストだ。 ⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=111310

ドコモのみで契約すれば月6500円と非常に高額。一方、フリーテル(格安SIM)は月999円からスマホをもてるが、通話料次第でドコモより高額になってしまうことも……。その点、ドコモ×フリーテルの2枚構成なら通話料は一定になるので安心。通信料は利用した分に応じて上がるが、2470円(10GB)が上限なので、最大でも5170円に収まる

 ただし、DSDSにも弱点がある。それは通話中にもう一方のSIMが無効化されてしまう点だ。たとえば、上記のようなSIM構成の場合、通話をしている間はデータ通信が無効になってしまう。したがって、通話をしながらブラウザーで情報を調べることはできないのだ。これだけはDSDSのデメリットとして覚悟しておこう。  なお、通話中ももう一方のSIMを無効化せず、データ通信できる機能を「DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)」というが、これに対応するスマホは現状では存在しない。
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DSDSスマホの注目機種は?
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