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夏の熱中症や冬のヒートショックなど、家の中の温熱環境が原因で倒れたり亡くなったりという人は、交通事故の死者をはるかに上回っている(※)。このようなことが起きる主な理由は、日本の家の「断熱性能の低さ」にある。しかしその断熱性能の決め手が、熱の出入り口となる窓であることは意外と知られていない。
体感ショールームに並んだ5つの部屋の配置
今年6月、窓の専門メーカーであるYKK APは、窓の違いによる快適性の違いを実感してもらうため品川に「体感ショールーム」をオープンした。そのショールームでの体験をリポートする。
※2011年の1年間で、温度の急激な変化による「ヒートショック」が原因の死亡者は年間約1万7000人。それに対して交通事故死亡者数は4611人で、およそ3.7倍(東京都健康長寿医療センター研究所・2011年1年間の数値)。