5年で4700社!スペイン・カタルーニャから続々企業が撤退中

独立問題だけが要因ではない

 最悪の年は2014年で、年間で数千社がカタルーニャから撤退したという。しかし、その後もカタルーニャを離れる企業は後を絶たない。プッチャモン現知事になって、<今年半年で500社が撤退した>という。その内の<214社はマドリード、60社がアンダルシア、51社がバレアレス諸島、51社がバレンシア>にそれぞれ移転したそうだ。(参照:『Vozpopuli』)  独立問題に加え、企業にとってカタルーニャの魅力が半減していることに税金問題がある。カタルーニャ州は現在財政難にあるために企業に有利な税務上の条件を提供できない立場にある。その面では、マドリードの方が企業にとって魅力ある条件を提供しているという。また、公的な認可などを必要とする場合も首都のマドリードに本社を構える方がメリットは多いとされている。
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独立の痛みを理解していない政治家たち
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