熊本地震をきっかけにデパート同士が「ともだち」に。あのキャラクターも活躍するモン!

百貨店による被災地支援

 伊勢丹での熊本地震復興支援イベントは7月末までで終了したが、百貨店による被災地支援は伊勢丹のみに留まらず、全国へと広がりを見せ、8月7日からは、全国の主要百貨店において熊本地震復興支援チャリティフィギュア「PRAY FOR KUMAMOTO フィギュア(くまモンver.)」の発売が開始されることとなった。 「PRAY FOR KUMAMOTO フィギュア(くまモンver.)」は「ささえるもん」「せおうもん」「うけとめるもん」「もちあげるもん」の4種類。それぞれ4センチほどと小さいながらも、4種類ともにくまモンらしいコミカルなポーズで、流石は百貨店の商品といったところだ。それぞれ「PRAY FOR KUMAMOTO」のプレートとイヤホンジャックが付き、携帯電話に付けることもできる。価格は各300円(税込)で、製作費を除いた全額が被災地に寄付されるという。

「PRAY FOR KUMAMOTO フィギュア(くまモンver.)」は全国の百貨店で発売中

「PRAY FOR KUMAMOTO フィギュア(くまモンver.)」は、北海道から沖縄までの日本百貨店協会加盟の主な百貨店(一部、協会加盟百貨店の系列店舗も含む)で販売されている。  フィギュアは販売当初から人気を呼んでおり、新宿伊勢丹、銀座三越、阪急百貨店梅田本店など一部の百貨店では既に完売したところもあるため、早めに最寄りの百貨店へと足を運んでみてはどうだろうか。  そして、そのついでにデパ地下の「全国銘菓」コーナーで熊本や大分の銘菓を探してみるのも楽しいであろう。  なお、PRAY FOR KUMAMOTOフィギュア(くまモンver.)を販売している百貨店はこちらから確認することができる。 http://www.dept-charity2016.com/ <取材・文・撮影/都市商業研究所> 都市商業研究所 若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体。Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。Twitterアカウントは「@toshouken」 ※都商研ニュースでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中 ・サークルK・サンクス、約1000店を閉店へ-残る店舗はファミマに転換西武百貨店、筑波西武・八尾西武を閉店へ-百貨店リストラに突き進むセブンアイJR尾道駅、建替へ。築125年の木造駅舎
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