さて、ここまで「ポケモンGO」の高いユーザー人気と、その属性を明らかにしてきた。しかし、調査結果のプレイの感想に目を移すと、また違った事情が見えてくる。
たとえば「ポケモンGO」をプレイしてみた感想(複数回答可)で、もっとも多かったのは、「とても楽しい」(45.0%)や「家族や友人・知人とのコミュニケーションが増えた」(18.5%)などポジティブな回答を差し置いて、「バッテリーを消耗する」。しかも、ダントツの67.9%という回答率だった。確かに一度でも遊んだ人なら、納得の結果かもしれない。
またわずかながら「人やモノとぶつかった」(5.5%)、「転んだ・けがをした」(3.4%)、「スマートフォンを落とした・壊した」(3.4%)といった意見があるのも見逃せない。
⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=103933
※画像はMMD研究所より
米国の調査会社「SurveyMonkey」によれば、米国の「ポケモンGO」の利用者数とダウンロード数は、リリースわずか1週間後にはピークを迎えてしまったという。
国内外で熱狂的なブームを生み出している「ポケモンGO」。しかし、このブームがまだまだ長続きするかどうかは、ユーザーのこういった冷静な意見をどれだけ汲み取れるかにかかっているのかもしれない。
参照:
MMD研究所
<文/HBO取材班>