なんでもサラリとこなす有能な人材が陥りがちな「罠」とは?

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企業研修講師・原田まりるの「エニアグラムで考える対人関係」その5

 先日、ある企業の役員秘書をしている知人女性の相談に乗っていた時にこんな言葉が飛び出しました。 「私は元々秘書ではなく営業で入ったけれど、入社してしばらくして役員秘書になるよう指示を受け、いまの業務につくことになった」  彼女としては役員秘書が向いているようですが、私はその言葉を聞いて驚きました。なぜかというと、以前も彼女のように営業職で入社したものの、しばらくして役員秘書に誘われたという同じ経歴の人物を3人ほど知っていたからです。  そして、その人たちは皆偶然にも、エニアグラムの観点でいうと「タイプ3・達成者タイプ」だったのです。
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抜擢されやすい「タイプ3・達成者タイプ」とは?
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