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企業研修講師・原田まりるの「エニアグラムで考える対人関係」その4
企業研修などで、しばしば受ける相談があります。
それは、
「怖い上司と上手くいかないので、顔をあわせるのが憂鬱」というものです。
「口調が厳しい」「怒鳴り声が大きい」「攻撃的」といった攻撃力高めの上司は、味方であれば頼もしいこと極まりないのですが、ウマが合わない場合には厄介な存在です。
私自身もこういった攻撃力の高いタイプの方と仕事をしたことがありますが、ウマが合わずに大変な思いをしました。
常にその人が中心となるような場にしなければ不機嫌になるし、調子が出るとデリカシーのない言葉をバンバン浴びせてくるし、個人的には鈍感な生き物といるようで同じ空間にいるときは心が休まらなかったものです。
エニアグラムの観点からみると、こういう人は
「タイプ8・権力者タイプ」だと言えます。