米財務省の「為替操作」監視リストに日本が。その目的は?

中国の為替介入を指摘

 中国に関する記述の要旨は、以下の通り。
“China has both a significant bilateral trade surplus with the United States and a material current account surplus. China has intervened heavily in the foreign exchange markets in recent months to support the RMB, after strong downward market pressure triggered by a surprise change in China’s foreign exchange policy last August.”(中国はかなりの対米貿易黒字、経常収支黒字がある。昨年8月、中国当局がおこなったサプライズの為替政策変更が引き金となり、人民元安へのマーケットの圧力を強まってから、中国当局は人民元を支えるため、数か月間、かなりの規模の為替介入を実施した)
 レポートでは、資本流出と人民元安を食い止めるため、中国当局が昨年8月から今年3月にかけて、4800億ドル(約51兆円)を超す外貨準備を取り崩したと推測し、人民元高に誘導したにもかかわらず「中国の対米貿易黒字はさらに増加した」と指摘し、構造改革や財政支出による内需刺激策を要求している。
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監視リストはなんのため?
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