会社員のためのマイナス金利を勝ち抜くサバイバル運用術
2016.04.25
日銀のサプライズ決定から3か月。株式市場も為替相場も不安定ななか、マイナス金利の恩恵を享受しながら資産を守る運用法を大公開!
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また、安全性の高い債券などで運用する投資信託、MMF(マネー・マネジメント・ファンド)は、すべての運用会社で新規受け付けを停止しており、繰り上げ償還される見込みだ。生命保険でも貯蓄性の高い商品は販売が停止されたり、保険料の引き上げなどの動きが出ている。
元本保証商品が、本当に元本を保証するだけの商品になってしまった今、手堅く運用してきた虎の子はいよいよ株などのリスク投資に回すしかないのだろうか。ファイナンシャルプランナーの深田晶恵氏はそれをこう否定する。
「もともとうまみの少なかった金融商品が、さらに魅力がなくなっただけの話。くれぐれも『マイナス金利パニック』に陥らないこと。最近はタンス預金のために金庫が売れているそうですが、初期コストを考えればそれこそ資産は“マイナス”になります」
今後は「マイナス金利パニック」に乗じて、利益を上げにくくなった銀行が手数料の高い投資信託などを勧めてくることが考えられるという。
「『マイナス金利だから』というセールストークに惑わされないよう十分注意してください」
マイナス金利の導入以来、ただでさえ雀の涙だった銀行預金の金利はゼロに迫る勢いで下落している。今や三菱東京UFJ、三井住友、みずほの各メガバンクの普通預金金利はわずか0.001%。定期預金でも0.01%しかつかず、100万円を1年預けても、税金を引くと利息は80円程度しかつかなくなってしまった。
『定年までにやるべき「お金」のこと』 世帯年収700~1200万円が、いちばん危ない! |
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