Windows 10
リリースから約8カ月を迎え、着実にシェアを伸ばし続けるWindows10だが、2016年の2月から「推奨されるアップグレード」として自動的に更新されてしまうことから非難の声が上がっている。
たしかに新しいOSを導入することへの不安や機能に対する不満を持つユーザーも多いと思うが、Windows10は非常に完成度の高いOSと言っても決して過言ではない。そこで、世間では叩かれているけど実は使えるWindows10の利点と便利な機能を紹介していくことにしよう。
Windows10では、Windows7以前に利用されていたスタートメニューが再び採用されている。これによって、依然として50%以上ものシェアを誇る(2016/2月現在Net Applications調べ)Windows7ユーザーも違和感なくスムーズに移行することができるだろう。
また、Windows8/8.1で採用されていたタイルもスタートメニュー内に表示されるなど、両OSのオイシイところ取りと言った進化を見せている。
スタートメニューに以前のスタイルが復活。Windows 8/8.1ユーザーの不満も解消!
限られたデスクトップ領域を有効に活用して作業効率をアップさせてくれるのがウィンドウやソフトの切り替え機能。従来のWindowsにも搭載される機能だが、Windows10では「タスクビュー」としてウィンドウやソフトの切り替えだけでなく、仮想デスクトップも利用できるなど機能を強化している。
ディスプレイが1台しかなくても、仮想的に複数のデスクトップが作成できるため、作業によって画面を切り替えると作業効率がグンと高くなる。
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「タスクビュー」は、タスクバーから起動することができる。アクティブにするウィンドウを切り替えたり終了したりできる。
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「新しいデスクトップ」をクリックするとデスクトップが追加される。それぞれ切り替えて表示することが可能だ。