2015年の決算も好調なZARA、次に目指すは「ホワイト企業」!?

成長分は従業員に還元、労働環境検査も重視!?

 インディテックスでは、1年前から〈当年の経常利益が前年のそれを上回った場合に利益の2%を上限と決めて、両年の経常利益の差額の10%を世界のインディテックスの2年以上勤務の従業員にボーナスとして支給する〉ことにした。つまり、2015年の対象になる金額は3740万ユーロ(46億7500万円)となるので、それを78,000人の従業員に分配するわけである。勿論、それは国ごとの給与基準に則ったものとするとしている。スペインの従業員の場合は〈560ユーロ(70000円)〉がボーナスとして4月に支給されることになるという。  また、これまでインディテックスの傘下のショップで販売される商品の生産国はベールに包まれて不明にされていた。しかし、それも今回の業績発表に併せてパブロ・イスラが発表した。それによると、〈全商品の15%はスペインで生産されている〉という。ZARAの発祥地であるガリシア地方で生産している。しかし、スペインで生産している商品は付加価値の高いものとされている。スペインを含め、ポルトガル、モロッコ、トルコの4カ国で〈アパレルの65%が生産されている〉そして、〈残り35%がアジア〉での生産だという。社会的に問題になっている労働環境の条件の劣った所で労働搾取がされているというのを避ける目的で、インディテックスは〈工場の検査を年間で8000回実施している〉とパブロ・イスラが確信をもって伝えた。また商品の供給業者は〈世界に7500社〉いるという。(参照「Libre Mercad」)  インディテックスは昨年世界で〈15,000人の雇用の創出を達成し、その内の4,000人がスペイン〉だという。またスペインにおける納税優良企業でもある。〈5億ユーロ(625億円)の法人税を含めて、10億ユーロ(1250億円)以上の直接税〉収めたという。(参照「El Mundo」)
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NYソーホーに大型店舗開店。ユニクロとの競争激化も
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