全文書き起こしで改めて痛感する、おおさか維新・足立議員暴言の酷さ

衆議院インターネット審議中継(2月24日予算委員会公聴会)より

 議会制民主主義の世の中では、必然的に、議会は世の中の鏡となる。  一般市民に主権があり参政権があり、相互に議員を選出して議会を形成するのだから、当然のことだ。議会が低俗であったり粗野であったりするのは、その議会を選出する一般市民が低俗で粗野であるからに他ならない。  そして、世の中とは、低俗で粗野でバカなものだ。それでいい。そして、議会もまた世の中と同様なのも仕方ない。それそのものに問題はない。むしろ、正確に世の中を反映していると歓迎するべきことだろう。誠に民主的で結構なことだ。  しかし、いかに議会に低俗で粗野で下卑た人間が送り込まれることは問題ではないと言ってみても、「議会に子供が送り込まれる」となると話は別だ。少なくとも日本の今の国会を選出した有権者は、20歳以上だったはず。つまり、大人だ。その大人が選んだ議会に、子供が入り込む余地はないように思える。  だが、いたのだ。日本の国会にも「子供」が。  おおさか維新の足立康史議員が、衆院予算委員会で、公述人に暴言を吐いたとされる問題は、委員長より足立議員へ厳重注意が下されるという結末を迎えた。 「竹下衆院予算委員長:おおさか維新・足立氏に厳重注意」(2016年2月26日 毎日新聞)  しかし、当該の予算委員会のやり取りを詳細に見てみると、厳重注意で十分とは到底思えない。  端的に言って、足立議員の発言は、「議員としての品位」(そんなものは誰も持ち合わせていないだろうし、持っていなくとも良い)に欠けるだけでなく、単に、社会人としての良識や、大人としてのコモンセンスに欠けるもので、まさに、「子供が駄々をこねている」としか言いようのないものだ。  予算委員会でのやり取りを、「えー」や「あー」といったフィラーや議場のヤジも含めてそのままお伝えしよう。
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