バブル期の暴落リゾートマンション投資。「売れる/売れない」の見極め方
2015.07.24
住人不在で価格が暴落した500万円以下という“激安物件”に目をつけて、初期投資を抑えながら高利回りを実現する投資家たちが増えている。彼らが買うのはワンルームのマンション物件などでなく、主に老朽化した戸建て物件だ。一見でかいゴミにしか見えないようなボロ住宅を、投資家たちはいかにカネを生む「金の卵」に変えているのか……。彼らが実践する“破格物件高利回り生活”を探った!
バブル期に観光地などに建てられたリゾートマンションが全国で大暴落している。東京から近い越後湯沢でも2DKの物件が10万円から買えるなど、まさに叩き売り状態。しかし、安さに飛びついてしまうと後々痛い目にあうという。
「実はそういった物件だと、前の家主が管理費を滞納していることも多いので、購入後に数百万円以上の滞納金を払わされた例もあるくらいなんです。それで売却したくても売るに売れず、月数万円の維持費だけ取られるケースもある」(不動産関係者)
とはいえ、すべてのリゾートマンションがダメというわけではない。
今、密かに投資先として注目されているのが、熱海の物件だ。
「熱海のリゾートマンションは団塊の世代を中心に人気が再熱しています。定年と同時に熱海に移住しようという方が多く、一つの物件で月に5~6件の契約がある。バブル以降放置状態だった物件の工事が再開されたケースも出てきているし、業者も活発に動き始めています」(熱海の地元不動産屋)
また、熱海のリゾートマンションの管理費は全国に比べて1~2万円高いが、それだけ状態もよく値崩れしにくいとか。600万円で購入した物件が10年後にほぼ同じ値段で売れた例があるなど、出口戦略が立てやすいのも魅力。熱海の物件を探す投資家が話す。
「購入者は団塊世代の夫婦が中心なので、狙い目は固定資産税も比較的安い1LDK。今はまだ駅近で500万円以下の物件も多いし、周辺の賃貸相場の9万円ほどで貸しても5年で元がとれる。自分が定住しつつ投資用の物件も買う高齢者も増えているみたいで、競争は日に日に激しくなっていますね」
格安で買えるのも今のうちか?
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バブル期の「負の遺産」は有望な投資先になり得る?
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