50万円以下の激安(ワケアリ)不動産を転売する方法

住人不在で価格が暴落した500万円以下という“激安物件”に目をつけて、初期投資を抑えながら高利回りを実現する投資家たちが増えている。彼らが買うのはワンルームのマンション物件などでなく、主に老朽化した戸建て物件だ。一見でかいゴミにしか見えないようなボロ住宅を、投資家たちはいかにカネを生む「金の卵」に変えているのか……。彼らが実践する“破格物件高利回り生活”を探った!

数十万円で購入した超激安物件を、簡単なリフォームですぐ売却

保有物件「地方の田舎に行けば、300万円前後の戸建てがゴロゴロしています。でも、私が主に投資するのはもっと安い数十万円レベルの物件です」と話すのは、不動産投資家の堀口博行さんだ。北海道の豪雪地帯を中心に保有する戸建て30戸、アパート15棟以上が軒並み30~40%の利回りを実現している。 「豪雪地帯の過疎部にある中古戸建ては、秋になると冬を前に売り急ぎが発生して“投げ売り”状態になります。そうした地域特有の事情が激安物件を生むんです」  どのような建物でも激安なら拒まないのが堀口氏の投資スタンス。孤独死や任意売却など“ワケアリ物件”への投資も辞さないという。 「孤独死物件は10万円でした。さすがに気持ち悪くて、自分は入室せずに物件案内などのすべてを業者に任せたのですが、それでも3か月後くらいに350万円で売却できた。孤独死を気にしない買い主と出会えたのは、普段から不動産会社と関係づくりをしているおかげでしょうね。といっても、担当の営業マンに『飲みにでも行きな』と、心づけを渡すくらいですが(笑)」  ただ、強固な独自ルートを開拓しているとはいえ、そう簡単に借り手や買い手が見つかるのか? 「もちろん、近所が空き家だらけになっている場所の物件は買わないなど、最低限のリサーチはしますが『どんなにボロくてもいいからできるだけ安く住みたい』というニッチな層は、必ずいるものなんですよ。だからリフォームも外壁だけにするなど最小限。長く貸している物件もありますが、私は半年ほど家賃収入を得たらさっさと売るようにしています。ボロ戸建て投資は初期費用をいかに抑えて回収期間を短くするかがコツ。入居者からクレームが来たとしても『だって激安ですから』とスルーしますね」  まさに“ボロ儲け”状態だ。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=50874 ― 500万円以下の激安不動産でボロ儲けする方法 ―
ハッシュタグ
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会