日本人こそアメリカに投資すべき

経済学で唯一正しく予測ができる人口統計。この数字を見ていくと若年労働人口が増加する先進国が見つかるのだが、それがアメリカだ。当欄最後の登場となるぐっちーさんが今後の経済のカギを握る(得)情報を公開する

今後の20年間はアメリカが世界を牽引していく【後編】

(現役金融マン ぐっちー氏) ⇒【前編】今後20年間アメリカが世界を牽引していく理由 ドル つまり、今後、アメリカにおいては自動車、住宅、それにまつわる家具、電化製品に始まり、飲食を含むあらゆる小売業の需要が増え続けるということが約束されており、我々は今まさにその緒端にいる、と言っていいわけです。  若い方は特にこのチャンスを逃すべきではない。株式投資などちまちまやらず、あらゆる業種で需要増が見込めるアメリカで事業を始めれば成功のチャンスは非常に高い。  また、読者の皆様は日本円で給料をもらい、年金も払い、日本という国にほぼ100%コミットしているものと思われます。しかし、残念ながら我が国はどんどん縮小していくので、新規のビジネスチャンスはそう多くありません。  夢に懸けてみたいのであればアメリカに行くことをオススメします。 【今週の数字】 アメリカの25~34歳の人口(’15年) 6500万人 ちなみに同じ年代の人口は日本で約710万人、ヨーロッパ諸国を合わせても約3300万人ほど。人口規模がそもそも違うもののアメリカが世界経済のカギを握るのは確か 【選者】現役金融マン ぐっちー氏 ウォール街で20年生きてきたノウハウからブログを執筆するアルファブロガー。金融と経済を中心としたオピニオンブログ「THE GUCCI POST」(http://sweetpoolside.jp/)を主宰している 図版/ミューズグラフィック
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会