東京新聞の聖火リレー動画削除。その報道姿勢には批判より声援を
公道取材を組織委が制限するのはおかしい
確かに動画削除は好ましくはない
私は、削除すべきではないとリプライした。 〈「今回の件で抗議や圧力があって削除するものではありません」ったって、それじゃ「前もって圧力がかけられた状態なのでそれに従って削除します」でしょう。闘ってくれ、東京新聞。断固応援します。新聞記事は歴史書の最初の草稿です。写真も動画も同じです。この愚かな歴史をきちんと残して下さい。〉(筆者のツイッター)IOCのルールに則り、動画は28日夕方までに削除します。このルールは「新聞メディアが撮影した動画を公開できるのは走行後72時間以内」というもので、2月に報道陣に伝えられました。今回の件で抗議や圧力があって削除するものではありません。https://t.co/c7lxYK13I8
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) March 28, 2021
「新聞記事は歴史書の最初の草稿」というフレーズは、報道の自由のためにアメリカ政府と闘った新聞社の実話に基づく映画『ペンタゴン・ペーパーズ』に登場するセリフだ。 発表された報道は、後に誰かが俯瞰的な記事や評論の資料とすることで歴史の記録として検証、整理されていく。10年後、20年後、100年後の人々でさえ、新聞記事を歴史の記録そのものとして参照することもある。その時にその報道がどんな価値を持つのか、報じた人間自身も報じた時点ではわからない。 だから、動画はできることなら削除すべきではなかった。それは確かだ。「今回の件で抗議や圧力があって削除するものではありません」ったって、それじゃ「前もって圧力がかけられた状態なのでそれに従って削除します」でしょう。闘ってくれ、東京新聞。断固応援します。新聞記事は歴史書の最初の草稿です。写真も動画も同じです。この愚かな歴史をきちんと残して下さい。
— 藤倉善郎YoshiroFujikura@やや日刊カルト新聞総裁 (@SuspendedNyorai) March 28, 2021
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