気まずい沈黙でついネガティブ思考に。「Zoom疲れ」を解消する3つの簡単な方法

 「オンライン会議のあと、どっと疲れる」「オンライン会議での時間の進み方が、リアルの対面での会議に比べて遅い」のような症状を感じている人は、「Zoom fatigue(Zoom疲れ)」に悩まされているかもしれない。「Zoom疲れ」については、スタンフォード大学を始め、世界中の大学が研究を行っており、いろいろな考察を報告している。

長時間の会議中は意図的に「目を逸らす」

ビデオ会議のイメージ画像

photo via Pexels

 筆者も日頃から、ZoomMicrosoft Teamsなどのオンライン会議ツールを使って会議を行っている。今回は、そのなかで気づいた「Zoom疲れ」の原因と解決策を、海外の研究結果などと絡めながらご紹介する。  1.監視されている感覚  Zoomのようなオンライン会議ツールを使って会議をしていると、画面上に会議に参加している人の顔が並んでいて、じっとこちらを見ている。そのような状況で、人は自分が絶えず監視されているようなプレッシャーを感じる。  自分が話していないタイミングでも、画面上には会議参加者の顔が並んでいて、こちらを見つめている……。それは、リアルな対面での会議にはなかった状況だ。  リアルでの対面の会議だと資料に目を落としたり、別の人同士が対話するなど、今のリモート会議ほど自分のことをじっと見られることはなかっただろう。  このような常時監視されているような状態だと、リアルでの会議以上にしっかり集中しないといけないというプレッシャーを感じてしまう。一般的に、人が深い集中を続けられる時間は15分程度と言われているが、会議は30分や1時間もある。それだけ長く集中していると、対面での会議に比べて疲れるのは自然なことだ。  この状況の解決策としては、「15分に一度は画面外に目線を向ける」ことが効果的だ。  特に、窓の外など奥行きのある景色を見るのが効果的で、何かを考えながら窓の外を見てほしい。画面からくる視線のプレッシャーから解放されて、リラックスすることができるはずだ。  また、奥行きのある景色は人の創造性を高めることができるので、その点でも効果的だ。

約半数が画面上の自分を見たくない?

 2.「適切な表情」へのプレッシャー  上記は第三者に監視されているプレッシャーだが、同時に自分で自分自身を監視しているプレッシャーもオンライン会議ならではだ。  オンライン会議では、自分の顔も画面に表示されており、自分の表情を見ることができる。ほとんどの人は、リアルの対面の会議で自分の表情を見ることはなかったはずだ。  ランクアップが行なった調査によると、画面越しの自分の顔を見ることを嫌だと感じる人は約48%で、約半数の人が自分の顔を見ることを嫌がっている。その理由としてもっとも多かったのが、「表情が気になるから」というものだ。(参照:PR TIMES)  自分が考えているときや、話を聞いているとき、話しているときに、怖い顔・変な顔をしていないか、親しみのある表情ができているかなど、「適切な表情ができているか」ということに気を払う必要があり、プレゼン以外のことに注意を奪われて、注意力や体力を消耗させられてしまう。  そもそも、リアルの場で気をつけていた人は少ないので、新しく注意を払う必要はないはずなのだが……。Zoomには自分の画面に自分のカメラ映像を非表示にする機能があるはずなので、その設定をオススメする。
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ビデオ会議の沈黙が不安に繋がってしまうメカニズム
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