マイノリティへの不当な扱いで大炎上。汚職問題に揺れるゴールデングローブ賞
アジア系の米作品が「外国語映画」扱いに
アメリカで製作され、賞の主催者もアメリカ作品であることを認めているのに、主要キャストがアジア系で韓国語の台詞が多いからというだけの理由で外国語映画にカテゴライズされるのは、あまりにも不自然だろう。 製作は近年名作を連発しているA24とブラッド・ピットが率いるプランB、主演は『ウォーキング・デッド』シリーズでお馴染みのスティーブン・ユァンと、どう見ても「メイド・イン・アメリカ」なのだが……。 受賞スピーチで、監督・脚本のリー・アイザック・チョン監督は、次のように述べている。(参照:Entertainment Weekly) 「それは(『ミナリ』が表現しているのは)どんなアメリカの言葉よりも、どんな外国の言葉よりも深いものです。それは心の言語であり、私自身がそれを学び、それを伝えようとしています。今年は特に、私たち全員がこの愛の言葉をお互いに話す方法を学べることを願っています」Congratulations to Minari (USA) (@MinariMovie) – Best Motion Picture – Foreign Language. – #GoldenGlobes pic.twitter.com/ARFFIVN8GP
— Golden Globe Awards (@goldenglobes) March 1, 2021
チャドウィック・ボーズマンが死後に受賞
ライター・編集者。日本人の父、ポーランド人の母を持つ。日本語、英語、ポーランド語のトライリンガルで西武ライオンズファン
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