東京入管でクラスター発生、男性被収容者の約4割が感染。施設内のコロナ対策がずさんすぎる?
被収容者39人、職員6人が感染。感染者はまだ増えている!?

東京入管でクラスターが発生した
そしてとうとう今年の2月15日、東京入管の被収容者から支援者に「たくさんの人がコロナに感染してしまった」との知らせが入った。16日に入管はツイッターで状況報告をしたが、明確に「クラスターを起こした」という書き方はしていない。同日は午前中までは通常の面会はできたが、午後から急遽中止となった。 2月19日までに、被収容者約130人のうち39人と、職員6人の感染が確認された。被収容者からは「まだ感染者は増えている」との連絡がきている。新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み,東京出入国在留管理局においては,2月16日午後から当分の間,領事館又は弁護士以外の方と被収容者との間の面会を原則として実施しないこととしますので,御理解・御協力をお願いします。
— 東京出入国在留管理局 (@IMMI_TOKYO) February 16, 2021
収容所内にはどこにも逃げ場がなく、どうしようもなく怖い
約30人の女性被収容者たちも検査を受けたが、今のところ感染はしていないという。しかし面会が禁止になる以前は、男性と廊下ですれ違ったり同じエレベーターを使ったりしていた。今が陰性だからといっても、安心はまったくできない。
現在、女性たちは部屋に閉じ込められていて、フリータイム(開放処遇)はない。シャワーは一部屋ごとに順番に使用している。「毎日職員が入れ替わるので、とても不安」「自分たちにはどこにも逃げ場がなく、どうしようもなく怖い」「家族や支援者と面会ができずにストレスがたまる一方。早く出たい」などと、支援者や弁護士に助けを求めている。
ある女性は「男性たちの多くはコロナに感染してしまったが、自らどこかへ遊びに行くなどしてわけでもなく、収容施設にいるだけで感染した。非常に気の毒だ」と心配していた。
|
|
『ある日の入管~外国人収容施設は“生き地獄”~』 マスコミが報道しない、非人道的な 入管の実態をマンガでリポート!!
|
ハッシュタグ

