米大統領選不正選挙説に熱を上げる門田隆将氏に見る、日本の保守界隈の「ネットde真実おじさん」っぷり
お仲間であるはずのケント・ギルバート氏にすら見放される始末
すごくご立腹の様子です。コレを見て何も感じなければ大上段から記者をやめなさいと激オコ。そのわりに、情報量が多くネタを投下しておきながら、全くソースが示されてないのは、そっちの方が記者としてどうなんだと思うのですが、しかもさらに、ここで述べられる疑惑も、低品質のガセネタである可能性が高いときています。 まず門田氏がTwitter上に挙げた「二重投票」は、既に訴訟では却下されていて(*6)、次の「立会人の排除」も、これは監視員が投票数を目撃するのを阻止されたというトランプの主張だが、選挙当局者にトランプ陣営の主張は虚偽であると否定されています(*7),(*8)。 また「死者の投票」の件は、確かにトランプの訴えるケースが存在しており、アメリカ在住の男が、死んだ母親を装ったとして、有権者詐欺の罪で起訴されているが、しかし、それはバイデンではなく、トランプに票を投じていたものでした(笑)(*9)。 こんな感じに、真っ当な記者であれば取り扱わない胡散臭いガセネタばかりで辟易してしまいます。私が不思議なのは「バイデン7800万票」に日米のマスコミが何の疑問も差し挟まない事だ。ドミニオン疑惑、二重投票、死者による投票、立会人排除の上の開票、大量に持ち込まれた謎の郵便投票等、多くの問題提起を念頭にこの図を見て欲しい。何も感じないなら記者をやめなさい。 https://t.co/IIBEfnXfBf pic.twitter.com/PZI2OOmM47
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) November 16, 2020
質の悪い「与太話」を真剣に垂れ流す門田氏
なんと門田氏は、このバイデンの「不正投票組織」発言が、法廷の証拠になると思っているらしいのです。なんというかその「おめでたさ」に眩暈がしそうになってしまいます。大丈夫なのでしょうか。 これは文脈が切り取られた動画で、バイデンが選挙詐欺の為に不正投票組織を設立したのではなく、有権者の詐欺と戦うための「選挙保護プログラム」の奨励を言い間違えただけなのだ(*13)。 このように、かなり質の悪い「与太話」を真剣に垂れ流す門田氏なのだが、未だに訂正もしない所を見ると、これは致命的なレベルに色々問題があるんじゃないかと思わざるを得ません。「単に言い間違えたのだろう」と笑っていたバイデン発言がクローズアップ。例の「我々はかつてない最大規模の不正投票組織を設立した」とのご覧の発言だ。支持者は唖然として沈黙。だが言い間違いでなく「実際に何かある」とトランプ陣営は調査・警戒していた。法廷ではこの映像も話題を呼ぶだろう。 https://t.co/S0RVxPyDa2
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) November 4, 2020
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