ホワイトハウスのタスクフォース採用の統計が導く、日本の「秋の波」予測

合衆国時間9月24日夜のIHME「下方修正」

 本稿執筆後、IHMEが合衆国時間2020/09/24夜遅くに予測の更新を行いました。この更新では、合衆国について僅かな下方修正、韓国については先週に引き続きトレンドの大幅引き上げの継続がなされました。本邦についても2021/01/01までの累計死亡数の9,720人への大幅引き下げがなされました。  これらはだいたい予想通りで、むしろ本邦については「秋の波」の撤回が行われなかった点を筆者は注目しています。本稿でも言及しましたが、IHMEなどの予測は科学的知見に基づくもので、統計のトレンドを追跡していると、「予測」の変更は「予想」可能です。  現在の予測の混乱は、統計のトレンドの変化、統計の質、予測の時差(遅延)によるものですから、理解不能なものではなく、一喜一憂するものでもないです。次回は、IHME予測についてより詳しく論じるとともに、次回以降、これらのIHMEほかの予測や報告についてより詳しくご紹介してゆきます。 ◆コロラド博士の「私はこの分野は専門外なのですが」新型コロナ感染症シリーズ25:統計と予測編3 <文/牧田寛>
Twitter ID:@BB45_Colorado まきた ひろし●著述家・工学博士。徳島大学助手を経て高知工科大学助教、元コロラド大学コロラドスプリングス校客員教授。勤務先大学との関係が著しく悪化し心身を痛めた後解雇。1年半の沈黙の後著述家として再起。本来の専門は、分子反応論、錯体化学、鉱物化学、ワイドギャップ半導体だが、原子力及び核、軍事については、独自に調査・取材を進めてきた。原発問題について、そして2020年4月からは新型コロナウィルス・パンデミックについてのメルマガ「コロラド博士メルマガ(定期便)」好評配信中
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