安倍昭恵氏も関与していたオカルト神社の例祭に参列してみた。関連イベント役員には石破茂氏の名も

教団関連イベント名誉顧問には石破茂氏の名も

 昭恵氏が名誉顧問を務めていたのは、この不二阿祖山太神宮の関連イベントである「FUJISAN 地球フェスタ WA」の実行委員会。宗教法人不二阿祖山太神宮とは形式上別団体だが、過去には「FUJISAN 地球フェスタ WA」の一環として、不二阿祖山太神宮の教義である「富士王朝」などに関連する講演会なども開催してきた。  そして、このイベントには昭恵氏だけではなく、自民党を中心とする多数の国会議員も顧問等の肩書で名を連ね、さらには中央官庁、地方自治体、教育委員会など多数の行政機関はおろか複数のメディアまで後援についている。〈参考:やや日刊カルト新聞 安倍昭恵夫人が名誉顧問のイベント、代表者は新興宗教の教祖様=衆院選候補者も多数が役員に〉 「FUJISAN 地球フェスタ WA」は今年も8月にメインイベントが予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期(事実上の中止)に。ウェブサイトの後援団体一覧など肝心な情報は「制作中」となっており掲載されていない。  しかし役員一覧は掲載されている。2020年は、名誉顧問、特別顧問、名誉会長、顧問などの肩書で、国会議員、地方議員が前職・元職も含めて計80人。武田良太・防災担当大臣、竹本直一・IT・科学技術担当大臣、田中和徳・復興大臣のほか、副大臣や政務官など安倍内閣の面々も並ぶ。公明党議員もいる。昭恵氏の名は表向き消えたものの、相変わらずの政権与党まみれのイベントだ。  そして、いま自民党総裁選で「売出し中」の石破茂・衆議院議員の名もある。名誉顧問で、しかも代表発起人。石破氏は2015年から現在まで毎年、「FUJISAN 地球フェスタ WA」の名誉顧問を務め続けている「皆勤賞」。昭恵氏以上に露骨な関わりだ。  「与党内野党」などと言ったところで、石破氏もまた自民党の偽史・オカルト応援団の一員ということなのだろうか。 <取材・文・撮影/藤倉善郎>
ふじくらよしろう●やや日刊カルト新聞総裁兼刑事被告人 Twitter ID:@daily_cult4。1974年、東京生まれ。北海道大学文学部中退。在学中から「北海道大学新聞会」で自己啓発セミナーを取材し、中退後、東京でフリーライターとしてカルト問題のほか、チベット問題やチェルノブイリ・福島第一両原発事故の現場を取材。ライター活動と並行して2009年からニュースサイト「やや日刊カルト新聞」(記者9名)を開設し、主筆として活動。著書に『「カルト宗教」取材したらこうだった』(宝島社新書)
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