安倍昭恵氏も関与していたオカルト神社の例祭に参列してみた。関連イベント役員には石破茂氏の名も

階段の両サイドに不二阿祖山太神宮祭禮の幟がはためく

安倍昭恵氏が名誉顧問と報じられたことがある宗教団体

 3年前、安倍晋三首相の妻・昭恵氏がある宗教団体の関連イベントの名誉顧問を務めていることを日刊ゲンダイが報じた。その宗教団体とは、200~300万年前に天皇を頂点とする「富士王朝」(古代富士王朝)があったと主張し、当時の天皇家縁の神社再建を謳う新興宗教団体「不二阿祖山太神宮」。昭恵氏が名誉顧問を務めていたのは、毎年開催される同団体の関連イベント「FUJISAN地球フェスタWA」だ。  日刊ゲンダイがこの事実を報じた直後に、同イベントのウェブサイトにあった役員名簿から昭恵氏の名は削除され、翌年以降も掲載されなくなった。今年は新型コロナウイルスの影響でイベントは延期となったが、母体である不二阿祖山太神宮が9月6日に開催した「例祭」に足を運んでみると、そこには教祖と並んで写る昭恵氏の写真が張り出されていた。

神社なのにムー大陸?電磁波実験?

 山梨県富士吉田市。杓子山の麓に不二阿祖山太神宮はある。自動車で駐車場に入っていくと、すでに信者のものと思しき車でごった返していた。山の斜面に建造された石垣を登るとすぐに境内が見えてきた。一見するとごく普通の「新しい神社」だ。階段の両サイドに「不二阿祖山太神宮祭禮」と書かれた幟がはためいている。  受付で「コロナ対策のため」として名前と住所を書かされる。会員(信者)でないことを告げると、神社の案内や境内の地図が入ったチラシを持ってきてくれた。優しい。  「パワースポット! 両縁結びの太神宮 不二阿祖山太神宮」と書かれたチラシには、「地神様」「蓬莱山島石組み」「三柱鳥居」など境内の各スポットが写真入で説明されている。この神社の鳥居は柱が3本あり、真下から見上げると三角形に見える。あまり見ない形だ。そしてチラシには何やら気になる言葉が。 〈スワスチカ ムー大陸の絵文字の1つ 神の四大源力を表します。ここでは、神の回転のエネルギーの違いを体験していただけます。 〈体験者の声〉辛かった肩こりが軽くなりました!〉 〈三柱鳥居 御柱鳥居では携帯を使った電磁波実験等を体験していただけます。〈体験者の声〉骨折によるクビや背筋の神経痛がす~っと痛みがなくなった!〉 三柱鳥居 信者ではない私ですら、ただならぬパワーを感じずにはおれない文章だ。同行した某イラストレーター氏は、神社のパワーにあてられたのか「ムー大陸……」とつぶやいたまま絶句していた。
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ホピ族の儀式?
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